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全日空B787国際線ドリームライナーエンジン壊れる。 [飛行機]

 全日空のボーイング787のエンジンのタービンブレード(羽根)が大気の汚染物質の影響で腐食し、根元からポッキリと破断してしまった。高速回転するタービンブレードの腐食を防ぐコーディング不十分とみられる。そしてブルネイの航空会社でも同じ不具合が2件発生しており、エンジンメーカーのロールスロイスが同型のエンジンを使う世界中の航空会社に早期の交換を呼びかけているもので、全日空では世界の航空業界で最も多い50機を保有していて、順次エンジンの部品交換行うとしている。日航の787型機のエンジンは米ゼネラル・エレクトリック製で、影響はない。

 今年の2月にマレーシア、3月にベトナムで何もタービンブレードの不具合が発生し、引き返しているほか、8月20日の羽田-宮崎、8月25日羽田-福岡便でエンジントラブルを起こしていることで国土交通省は一連の関連性を報告するように求めている。787型機については2013年1月に全日空(メインバッテリーから発煙し高松空港に緊急着陸)と日航(ボストン空港で補助バッテリーから出火)のトラブルが記憶に新しい。全日空では今年の3月頃にこの問題を把握していて改修をしていたが、約5か月間公表していなかったということ。

 ボーイング787といえば「ドリームライナー」の愛称で知られ、燃料効率が高く、中型機としては航続距離が長く、人気の機種だ。そして、機体の70%近くを国際共同事業体約70社が開発し、日本からも三菱重工業始め数社が参加している。三菱が開発した炭素繊維複合素材を主翼に使っていると当時話題なった。炭素繊維複合素材というと今や戦闘機にも使われ、よく知っているところではF1にも使われ、いわゆるカーボン!というやつで、その昔、ゴルフクラブの製造工程を撮影した思い出がある。しっとりとしたゴムのようでゴムでないシートみたいなのを切って丸めて釜に入れて熱を加えるとカッチカチの棒が出来てみたいな感じで、実際に切る方向とか、成形することはすごい技術があるんだろうけど、あの、飛行機の主翼をそれで成形したとして、熱を加えるのにこれまたデかい釜が必要で、ちょっと頭の中でイメージの枠を超えてしまっている。F1は好きでTVを見るんだけど、クラッシュした時のあの部品の飛び散り方や粉々に吹き飛ぶ様を見てると、もし、飛行機の主翼に電柱がぶち当たったら、、そりゃないか(笑

 飛行機が飛ぶ姿はいつ見てもすげーなと思いつつ、たまに写真を撮りに行く。あの、787のシュッとした空気に乗っかっているというか、羽のしなりが今まで見た飛行機の羽とは違う凄さを感じることがあり、大型機の羽の先っぽのちょいと折れ曲がって立っているウイングレットがなくて、鋭くシュッとしてるのはとても好きだ。なんかオシャレ〜という感じがしてしまう。夕方に着陸してきたり離陸の時に空気に乗っかる時の姿はなんとなく鶴に見えてしまう。

 さて、もう一つの疑問なのですが、なぜ全日空の787のエンジンがロールスロイスなのか、ということで調べてみました。まず世界三大飛行機エンジンメーカーとしてゼネラルエレクトリック社、ロールスロイス社、プラットアンドホイットニー社というのが三大メーカーなのですが、それぞれのエンジンには特徴があって、それぞれ出力を上げた時にエンジン音が違います。飛行機を観察する時には是非そのエンジン音も聞いてみてください。きっと楽しいと思いますよ。で、機体を作っているボーイングではエンジンを複数セレクトできてしまうと手間とコストがかかるのでゼネラルエレクトリック一本にしたかったみたいですが、通常の場合、エンジンブリードという飛行機のお尻のとこについている少し小さいエンジンを回して圧縮空気やら電気やらを作っているのですが当然、燃料が必要になりますね。そして、そこで作られる圧縮エアでメインのエンジンの回転を上げていき、燃料を送り込むと派手に回り出すという仕組みで787の場合、オール電化なのでそこまでの複雑な配管が必要なかったのですが、エンジン交換が簡単にできることもあってロールスロイスのエンジンもセレクトできるようになったということで、エアニュージーランドが英国系の常としてロールスロイスになったという経緯があり、ANAもロッキードL-1011でロールスロイスの経験があったため、選定になったということですが、もちろん政治的なことも絡んでくるわけなんですなぁ。。

 GEに次いでRRも選択できるようになったのはIAEインターナショナルエアロエンジンズの横ヤリというか、IAEはP&W、RR、MTU(MTUエアロ・エンジンズ:西ドイツ)、日本航空機エンジン協会(川崎重工業、IHI、三菱重工業)という日・伊・西独の各社の世界市場進出の思惑が一致して共同して行うことになってもちろん資金は各国政府から出ていて、合弁会社である。実際のエンジン製造は既存の親会社が製造する。
簡単に言えば色々な思惑もあり、ANAはRRにしました〜ってことで、JALはGEに決定することになったという経緯。何れにしても、墜落や重大事故になっていないので良しとして、安全運行してほしいところです。
タグ:航空機 ANA RR 787
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